プロセスのダンプファイルを強制的に作成する | Windows




プロセスのダンプファイルを強制的に作成する



このページではWindows環境において、プロセスのダンプファイルを強制的にファイルへ出力させる方法を紹介します。要するにプロセスが使用しているメモリ領域を強制的にファイルへダンプするということです。
以前のWindowsではドクターワトソン (drwtsn32.exe)により、アプリケーションでアクセス違反などが発生したらダンプファイルが生成されていました。(core dump と呼ばれています。)
しかしWindows 10 ではタスクマネージャーから出力する方式に変更となりました。



保護違反が発生したら、タスクマネージャーで該当のアプリケーションを右クリックして「ダンプファイルの作成」を実行してください。

ダンプファイルは以下の通りです。
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp\ConsoleApplication1.DMP

すでにファイルが存在すると、以下のようにナンバリングされます。
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp\ConsoleApplication1 (1).DMP

プロセスは終了しない


【2022年1月10日追記】
Windows OS のカーネルクラッシュによるメモリダンプはOSは停止してしまいますが、この方法でのプロセスのメモリダンプはプロセスは強制終了されません。
プロセスは継続して使用可能です。その点は安心です。



キーワード:Dumpfile

Windows トラブルシューティング一覧に戻る


(ご注意事項)本ページは2017年に独自に調査して記載した事項です。本ページには誤りがある可能性はあります。また今後仕様が変更となる可能性があります。
本ページにより発生したいかなる損失も誰も補償しません。あくまでも自己責任で参考にしてください。