ブラウザのゲストモードとは？ Google Chrome と Microsoft Edge でのゲストモードの入り方手順
ブラウザのゲストモードとは
ブラウザのゲストモードとは、簡単に言うと、お客さんとして一時的にPCのブラウザを使う場合に使用するモードです。ゲストモードでは利用した個人の情報が残りません。要するに次に使う人やそのPCの所有者はあなたが何をしたか分からないということです。
詳しく言うと、ブラウザのゲストモードは、一時的なブラウジングセッションを提供する特別なブラウザのモードです。ゲストモードでは、ブラウザはユーザーの個人情報を保存しないように動作します。
具体的には次のような感じですね。
(1)閲覧履歴の保存されない
ゲストモードで訪れたウェブサイトの履歴は保存されません。インターネットのページの履歴です。これらはゲストモードブラウザを終了した時点で消去されます。
(2)クッキー
ブラウジングセッションの間だけクッキー（ウェブサイトがユーザーのブラウザに保存する小さなファイル）がPCに保存されます。Web閲覧のセッションが終了すると、これらのクッキーは自動で削除されます。
一般的には次のそのサイトへの接続時での情報保存のため、クッキーはローカルのPCに保存されます。
(3)フォームデータ入力データ
Webページでは検索した言葉やコメント入力時の名前、ログイン時のユーザ名が次に入力するときに便利になるように自動で保存されます。これらがゲストモードでは保存されません。
(4)拡張プラグインの無効化
一般的にブラウザには拡張モードがあります。
しかしゲストモードでは拡張機能が無効化されます。拡張機能によりブラウザが制御可能な範囲外でデータが保存される可能性があります。それを防止するため、無効化するようです
これらのゲストモードはプライバシーを守り、特に共有されるコンピュータや公共のコンピュータでWebブラウジングする場合に有用です。もちろん、ゲストモードは完全な匿名性やプライバシーを提供するものではありません。ブラウジングはインターネットサービスプロバイダー（ISP）やウェブサイトによって追跡可能です誰がどこへアクセスしたかはローカルPCで情報を消しても、経路のISPやWebサーバ上に残るということです。
Chrome でゲストモードに入る
Chrome でゲストモードに入るのはとても簡単です。
(1)例えば Windows PC で Chrome を開きます。
(2)右上の人の形をしたプロフィールをクリックします。
(3)下の方にある [ゲスト] をクリックします。
Google アカウントでログインしている場合はこのアイコンは表示されません。
ログインしていている場合はシークレットモードが利用可能です。あるいは何らかの方法でログインした状態でゲストモードが利用可能かもしれません。引き続き調査を継続します。
（恐らく）ゲストモードを利用するには、一度ログオフする必要があります。
ブラウザ終了でゲストモードは自動で終了します。
Microsoft Edge でゲストモードを利用する
Edgeでゲストモードに入るのはとても簡単です。
(1)Edge で Microsoft アカウントにログイン。
(2)人のマークのアイコンをクリック。その後「その他プロフィール」をクリック。
(3)Microsoft Edgeで「ゲストとして参照」をクリック。
Edge ではログインしていない場合はゲストモードのメニューが表示されませんでした。あるいは何らかの方法でログインしていない状態でゲストモードが利用可能かもしれません。引き続き調査を継続します。
Edge でゲストモードに入ると次のメッセージが表示されます。
ゲストの閲覧データは、このデバイス上のプロファイルとは分けて保存されます。ゲストが閲覧したすべてのウィンドウを閉じると、次のように処理されます。
Microsoft Edge では次の項目が保存されません:
閲覧履歴
ダウンロード履歴
Cookie およびサイト データ
Edge の閲覧データは次のフォルダに保存されます。
C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data
ゲストモードでもファイルは更新されていたので、ファイルは更新はされるようです。
おそらくブラウザ終了時に削除されるものと思われます。
キーワード：ゲストモード
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