ノートPCでバッテリーモードオフでも定期充電は必要か




PCのバッテリーモードとは


一般的なPCのBIOSにはバッテリーモードという項目があります。
これはノートPCがバッテリーを利用するという項目です。バッテリーを利用するのはあたりまえと思うかもしれません。どのようなケースで利用するのでしょうか。

長期保存時はバッテリモードをオフに



ノートPCを長期保存する場合はバッテリモードをオフにすることを推奨します。これによりバッテリの消耗を遅らせることが可能です。

バッテリはノートPC本体の経路で接続しています。接続されているので例えノートPCの電源がオフでもほんのわずかですが徐々に消耗していくと思われます。
バッテリは過放電といって完全にバッテリを放電するとバッテリが破損して充電できなくなる場合があります。
この過放電を少しでも遅らせるためにこのバッテリモードという機能があります。

ノートPCを長期で利用しない場合などはバッテリモードをオフにすることを推奨します。

ただしバッテリモードをオフにしてもまったく消耗しなくなるのではありません。
バッテリには自然放電があります。自然に容量が消耗して減っていきます。これはバッテリに限らず乾電池でも同じです。

一般的には3か月から半年に一度バッテリを充電することが推奨されています。

バッテリが過放電したらどうなるのか


バッテリが過放電して使えなくなったらどうなるのでしょうか。
その場合でのノートPC直通により利用することは可能です。ただし何時間充電しようと、電源から切断するとPCはすぐにパワーオフで落ちます。(シャットダウン処理なし)

まとめ



ノートPCを長期で保管する場合、バッテリが破損する可能性が高くなります。
長期保存する場合はバッテリモードをオフにすることを推奨します。
さらに三か月から半年のサイクルで充電することを推奨します。



キーワード:バッテリーモード

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