サービス接続ポイントによるホスト型キャッシュの自動検出を有効にする | Windowsグループポリシーの設定

"サービス接続ポイントによるホスト型キャッシュの自動検出を有効にする"(Windows グループポリシー)に関して説明します。


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カテゴリ:

BranchCache

設定値:
サービス接続ポイントによるホスト型キャッシュの自動検出を有効にする

パス:
コンピュータの構成\管理用テンプレート\\ネットワーク\BranchCache

グループポリシエディタの説明:
このポリシー設定は、クライアント コンピューターが現在の Active Directory サイトに関連付けられているサービス接続ポイントを公開しているホスト型キャッシュ サーバーを検索することによってホスト型キャッシュの自動構成を試みるかどうかを指定します。 このポリシー設定を有効にした場合、ポリシー設定が適用されるクライアント コンピューターは、Active Directory を使用してホスト型キャッシュ サーバーを検索し、手動 BranchCache 構成や他のグループ ポリシーによる BranchCache 構成ではなく、これらのサーバーとホスト型キャッシュ モードの両方を選択します。このポリシー設定と [BranchCache を有効にする] ポリシー設定を有効にした場合、BranchCache クライアントはローカル ブランチ オフィス内のホスト型キャッシュ サーバーを検出しようとします。 クライアント コンピューターがホスト型キャッシュ サーバーを検出すると、ホスト型キャッシュ モードがオンになります。 ホスト型キャッシュ サーバーが検出されなかった場合、ホスト型キャッシュ モードはオンにならず、クライアントは手動またはグループ ポリシーで指定された他の構成を使用します。このポリシー設定が適用された場合、クライアント コンピューターは次の状況でホスト型キャッシュ サーバーの自動検出を実行します (または実行しません)。他の BranchCache モード ベースのポリシー設定が適用されない場合、クライアント コンピューターはホスト型キャッシュ サーバーの自動検出を実行します。1 つ以上のホスト型キャッシュ サーバーが見つかった場合、クライアント コンピューターはホスト型キャッシュ モード用に自己構成します。このポリシー設定に加えて [BranchCache を分散キャッシュ モードに設定する] ポリシー設定が適用される場合、クライアント コンピューターはホスト型キャッシュ サーバーの自動検出を実行します。1 つ以上のホスト型キャッシュ サーバーが見つかった場合、クライアント コンピューターはホスト型キャッシュ モード専用に自己構成します。このポリシー設定に加えて [BranchCache をホスト型キャッシュ モードに設定する] ポリシー設定が適用される場合、クライアント コンピューターはホスト型キャッシュ サーバーの自動検出を実行しません。これは [ホスト型キャッシュ サーバーを構成する] ポリシー設定が適用される場合にも当てはまります。このポリシー設定は、Windows 8 以降を実行しているクライアント コンピューターにのみ適用できます。 このポリシーは、Windows 7 または Windows Vista を実行しているコンピューターへの影響はありません。このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合、クライアントはサービス接続ポイントによるホスト型キャッシュ サーバーの検出を試行しません。ポリシー設定次のいずれかを選択します。- 構成しない。これを選択した場合、このポリシー設定によって BranchCache 設定がクライアント コンピューターに適用されることはなく、クライアント コンピューターはホスト型キャッシュ サーバーの検出を実行しません。- 有効にする。これを選択した場合、ポリシー設定がクライアント コンピューターに適用され、クライアント コンピューターはホスト型キャッシュ サーバーの自動検出を実行し、ホスト型キャッシュ モード クライアントとして構成されます。- 無効にする。これを選択した場合、このポリシーはクライアント コンピューターに適用されません。


参考:グループポリシーエディタエディタの起動方法

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Windows 10 グループポリシー 一覧