ユーザー プロファイルのアンロードと更新の試行回数の上限 | Windowsグループポリシーの設定

"ユーザー プロファイルのアンロードと更新の試行回数の上限"(Windows グループポリシー)に関して説明します。


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カテゴリ:

ユーザー プロファイル

設定値:
ユーザー プロファイルのアンロードと更新の試行回数の上限

パス:
コンピュータの構成\管理用テンプレート\\システム\ユーザー プロファイル

グループポリシエディタの説明:
このポリシー設定は、ユーザー プロファイルのレジストリ部分のアンロードと更新をシステムが何回試行するかを決定します。このポリシー設定で指定された試行回数に達すると、システムは試行を中止します。この結果、ユーザー プロファイルが最新のものでなく、またローカルおよび移動ユーザー プロファイルが一致しない可能性があります。ユーザーがコンピューターからログオフすると、システムはユーザー専用のレジストリ セクション (HKEY_CURRENT_USER) をファイル (NTUSER.DAT) にアップロードし、更新します。しかし、他のプログラムやサービスがレジストリを編集している場合は、アンロードできません。システムは 1 秒に 1 回の間隔でレジストリ設定のアンロードや更新を試行します。既定では、システムは 60 回 (1 分間) 再試行します。このポリシー設定を有効にした場合、ユーザーのレジストリ設定をシステムがアンロード/更新する回数を調整できます。(試行回数は調整できません)この設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、60 回再試行されます。再試行回数を 0 に指定すると、システムはユーザーのレジストリ設定を 1 回だけアンロードおよび更新します。再試行はしません。注: このポリシー設定は、特にリモート デスクトップ サービスを実行しているサーバーにとって重要です。リモート デスクトップ サービスは終了時にユーザーのレジストリ設定を編集するため、システムがユーザー設定をアンロードしようとしても最初の数回はおそらく失敗します。このポリシー設定は、システムがユーザー プロファイル内のファイルを更新することには影響しません。ヒント: コンピューターのメモリにたくさんのユーザー プロファイルが格納されている場合は、再試行回数を多くすることをお勧めします。これはシステムがプロファイルをアンロードできていないことを意味します。また、イベント ビューアーのアプリケーション ログで、Userenv によって生成されたイベントを参照してください。ユーザー プロファイルのレジストリ部分をアンロードするときに、システムはイベントを記録します。ユーザー プロファイル内のファイルの更新に失敗したときにも、システムはイベントを記録します。


参考:グループポリシーエディタエディタの起動方法

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Windows 10 グループポリシー 一覧